2009.01.17開設 <BMファンブログ>聖神パシー受身時に更新予定
モゾモゾ…モゾモゾ
ああ、今日は月曜日だから、また一週間頑張らないとな。
でももう少しこうしてぬくぬくしていたい…。
「おい、起きろ。時間だぞ。」
あ~もう起きる時間か。はぁ、仕方ない、起きるか。
「おはよう。」
「おはよ~。」
私はマリアに朝の挨拶をして洗面所に向かった。
うぅっ、リビングを出るとやっぱり寒いなぁ。
早く顔を洗って、新聞を取って暖かいリビングに戻ろう。
…って今日は新聞休みか。
そうだ、昨日の新聞に、今日の分のテレビ欄があったから取っておいたんだった。
今日の『なでぃあの部屋』は…あぁ、お払い聖武かぁ。色々ドラマ出てるもんな。ふ~ん。
マリアの用意してくれた朝食を摂りながら、ふとテレビ画面を見ると、ニュースの合間のコーナーで「本日は愛の日特集~」とレポーターが街角の様子を紹介していた。
え!?今日って2月14日だっけ??
あぁ~すっかり忘れていた!
「どうした?紅茶のおかわりでもいれるか?」
「オネガイシマス。」
マリアが紅茶を注いでくれた。ふぅ、美味しい。
と、一息ついたところで、いくつか包みを差し出された。
「?」
「これは私からだ。おまえ、今日のことすっかり忘れていただろう。」
「アハハ…ご名答。ありがとうマリア。」
指さされた包みを開けると、白くて丸い箱が出てきた。ピンクの小さな造花が飾ってある。
中には薄紙に包まれたチョコレートが入っていた。
「簡単なものだけどな、…味見はした。まぁまぁの出来だ。」
「手作り?うれしいなぁ。じゃ、早速。」
一つ食べてみた。…あ、サクサクしている。クランチチョコだ!
「うまい!これ好きなんだよね。」
「…そうだと思った。」
マリアは照れているみたいだ。こういう所がかわいいんだよなぁ。
さりげなく私の好きなチョコをくれるし、こういう気遣いが一番嬉しい。
それはそうと、もう一つの包みはなんだろう?これもマリアが作ってくれたのかな?
「…で、これは?」
「ああ、これはな…まぁ開けてみろ。」
マリアがちょっと笑い、いたずらっこみたいな顔をした。
「ちょ…これは、もしや…?」
「そう、マルコからだ。」
おもちゃみたいなソレは、てっぺんにペガサスみたいなキャラクターがついていて、丸い透明な容器の中に、カラフルなチョコが入っている。
レバーを回すと一つ出てくるようになっているようだ。
「マルコがな、どうしてもコレがいいって言うんだ。こいつがお前のアノ姿に似ているって言ってな。」
もうこらえ切れないという風に笑いながらマリアが説明してくれる。
…って、ちょっと微妙な部分もあるけど、買うと言い張っている光景を思い浮かべると笑いが込みげてくる。
「で、容器をやるけども、チョコはレバーを回して自分が食べたいそうだ。」
「はは、マルコらしい。いや~正直驚いたけど、マルコがねぇ。嬉しいよ。週末はマルコとたくさん遊んでやらないとなぁ。」
「そうだな。とにかく、マルコが起きてきたらレバーを回させてやってくれ。父ちゃんが先ってずっと我慢してたんだからな。」
「そうだったんだ。」
じ~んと幸せに浸っていたらマリアがこう付け加えた。
「ところで、他の奴らの対策はしっかりしとけよ?どうなってもわたしは知らんぞ。」
「う…、そ、そうだね。」
私は何とか返事をして、クランチチョコをもう一つ口に放り込んだ。
出勤中の対策はともかくとして、マリアのご機嫌をちゃんと回復させないとな…。
ああ、今日は月曜日だから、また一週間頑張らないとな。
でももう少しこうしてぬくぬくしていたい…。
「おい、起きろ。時間だぞ。」
あ~もう起きる時間か。はぁ、仕方ない、起きるか。
「おはよう。」
「おはよ~。」
私はマリアに朝の挨拶をして洗面所に向かった。
うぅっ、リビングを出るとやっぱり寒いなぁ。
早く顔を洗って、新聞を取って暖かいリビングに戻ろう。
…って今日は新聞休みか。
そうだ、昨日の新聞に、今日の分のテレビ欄があったから取っておいたんだった。
今日の『なでぃあの部屋』は…あぁ、お払い聖武かぁ。色々ドラマ出てるもんな。ふ~ん。
マリアの用意してくれた朝食を摂りながら、ふとテレビ画面を見ると、ニュースの合間のコーナーで「本日は愛の日特集~」とレポーターが街角の様子を紹介していた。
え!?今日って2月14日だっけ??
あぁ~すっかり忘れていた!
「どうした?紅茶のおかわりでもいれるか?」
「オネガイシマス。」
マリアが紅茶を注いでくれた。ふぅ、美味しい。
と、一息ついたところで、いくつか包みを差し出された。
「?」
「これは私からだ。おまえ、今日のことすっかり忘れていただろう。」
「アハハ…ご名答。ありがとうマリア。」
指さされた包みを開けると、白くて丸い箱が出てきた。ピンクの小さな造花が飾ってある。
中には薄紙に包まれたチョコレートが入っていた。
「簡単なものだけどな、…味見はした。まぁまぁの出来だ。」
「手作り?うれしいなぁ。じゃ、早速。」
一つ食べてみた。…あ、サクサクしている。クランチチョコだ!
「うまい!これ好きなんだよね。」
「…そうだと思った。」
マリアは照れているみたいだ。こういう所がかわいいんだよなぁ。
さりげなく私の好きなチョコをくれるし、こういう気遣いが一番嬉しい。
それはそうと、もう一つの包みはなんだろう?これもマリアが作ってくれたのかな?
「…で、これは?」
「ああ、これはな…まぁ開けてみろ。」
マリアがちょっと笑い、いたずらっこみたいな顔をした。
「ちょ…これは、もしや…?」
「そう、マルコからだ。」
おもちゃみたいなソレは、てっぺんにペガサスみたいなキャラクターがついていて、丸い透明な容器の中に、カラフルなチョコが入っている。
レバーを回すと一つ出てくるようになっているようだ。
「マルコがな、どうしてもコレがいいって言うんだ。こいつがお前のアノ姿に似ているって言ってな。」
もうこらえ切れないという風に笑いながらマリアが説明してくれる。
…って、ちょっと微妙な部分もあるけど、買うと言い張っている光景を思い浮かべると笑いが込みげてくる。
「で、容器をやるけども、チョコはレバーを回して自分が食べたいそうだ。」
「はは、マルコらしい。いや~正直驚いたけど、マルコがねぇ。嬉しいよ。週末はマルコとたくさん遊んでやらないとなぁ。」
「そうだな。とにかく、マルコが起きてきたらレバーを回させてやってくれ。父ちゃんが先ってずっと我慢してたんだからな。」
「そうだったんだ。」
じ~んと幸せに浸っていたらマリアがこう付け加えた。
「ところで、他の奴らの対策はしっかりしとけよ?どうなってもわたしは知らんぞ。」
「う…、そ、そうだね。」
私は何とか返事をして、クランチチョコをもう一つ口に放り込んだ。
出勤中の対策はともかくとして、マリアのご機嫌をちゃんと回復させないとな…。
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