2011/02/03 (Thu) 小さくしてあげようね

『おには～そと～　ふくは～うち～』

…　…　…

メ「さぁ、これでよいぞ。オリンちゃん、年の数だけお豆をたべまちょうね～」

オリンは鬼のお面をつけたテディベアを抱きしめながらこっくり頷いている
ちなみに、すでにテディベアはヨダレだらけである。

メ「オリンちゃんはお利口さんでしゅね～」

ア（…その口調ヤメレ）

メ「そのまま食べちゃだめでちゅよ～おかあしゃまが食べやすくちいちゃくしてあげますからね～」

どこからともなく巨大ハンマーを取り出し豆を粉砕するメディア。
彼女の辞書に「やり過ぎ」の文字はない…

ア「あれ？メディア様は何粒お食べになるんですか？足りますかね、豆。」

メ「…アリババ、そなた、余程今月の給料要らないようじゃな。」

ア（…鬼だ。鬼がまだウチの中にいるよぅ～）





～その頃のファジー家～

ロ「あ、マリア。マルコの分はどうしよう？」

マ「ああ、砕いて小さくしないとな。まだ噛み砕けないだろうから。」

ロ「木槌みたいなのあったっけ？」

マ「…ん？何か言ったか？」

ロ「ええと…。なんでもありません。」

無造作に豆をつまみ、特に力を込める様子もなく豆を指先で砕くマリアに言葉のないロココであった。

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マリアちゃんは怪力なのではなく、魔理力を指先に集めて、ピンポイントで豆を粉砕したのです。
ただそれを事もなげにやるので、傍目には怪力に見えるのです。
旧ビのアニメで岩を持ち上げていたのもこれの応用です。
魔理力なしでは体力的には普通のか弱い女性なのです。shitoはそう信じています（汗）