2009/01/23 (Fri) 天地人

　

「マリア様、そのようにいつまでも泣いておられては、立派なヘッドになれませぬぞ。」
魔魂プタゴラトンの背の上で、マリアは、ずびびっ・・・っと大きく鼻を啜った。

天魔界に行きたくない、母の傍に居たいのだ、と懇願したが、それは叶わなかった。
母の元から引き離されるのは母子共にとても辛いことだったが、悲しくともそうしなければならない理由が
あったのである。幼い身でありながら、マリアは理解していた。しかし、涙は我慢できないのであった。

「天魔界のスーパーデビルは信用できぬ輩ゆえ、ゆめゆめ油断なされませんよう。」
「・・・わかってりゅ。ぐしゅっ・・・か、かあしゃまも、そうゆってた。」

魔魂プタゴラトンは、マリアを慰めたい気持ちでいっぱいであったが、敢えて戒めの言葉を口にした。
これからは、いかなるときも油断はできない。同じ悪魔と言えども、敵地に赴くに等しいからであった。

「マリア様は頂点に立たれるお方。もうこれ以降は下々の者に涙など見せてはなりませぬ。
このプタゴラトン、全身全霊でマリア様にお仕え致しますので、マリア様も一刻も早くスーパーデビルめを
超える力をつけて下さいませ。全てはそれからです。」

「・・・わかった。プタ、わたしに、ちからを、かしてくれ。」

マリアはプタゴラトンの背中にしっかりと掴まり、立派なヘッドになると心の中でつぶやいた。
そして、それを達成するまでは母にも会えないのだから、母も寂しい思いをしているに違いない。
母を喜ばせるためにもたくさん修行をして、早く立派なヘッドになろうと心に誓ったのであった。

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遅ればせながら、録画していた大河ドラマ「天地人」を見ました！
（第一回は撮り損ねたので第二回から・・・マヌケすぎる）
え～、第一話は「スタジオパークからこんにちわ」で補完したのでいいのです。
ちゃんと見られなくてちょっと残念だけど・・・

まあ、それは置いといて、何が言いたいかと言いますと、
与六かばいい～
ああ、すみません、頭の悪い子みたい（みたい？）になってしまいました

「わしは、ほんとうは、このようなところ、きとうはなかったのじゃ！」
とか、
「もうたべた！」
とか、
「ははうえ～」
とか、
「はい！」
とかとか・・・

特にメモってはなかったので、これ以上複雑な台詞は覚えてませんが（←頭悪い子）
可愛い与六におねーさん（？）はムネきゅんしてしましました

思わず、天魔界に連れて来られたばかりのマリアちゃん話でも捏造してしまいそうです。
悪球エリアからプタゴラトン（デビルは何となくヤなので）に背負われて天魔界に行くマリア・・・
共通点は背負われているという位しかないけど、まいっか（笑）

「天の時、地の利、人の和」　うーむ、正にＢＭにも当てはまりますな～